【乗鞍岳】登山の魅力を教えてくれた3000m級、行ってみた感想と体験談。

体験談

こんにちは、けい(@like_nagano)です。

初心者でも登りやすい標高3000m級の乗鞍岳、記事タイトルにもあるように僕が登山にハマったキッカケを作ってくれた山です。標高3000m級と聞くと難易度の高い山の印象がありますね。

確かに終盤は傾斜や岩場もありますが、3000m級の山の中では難易度も低めです。

登山口である畳平バスターミナルから山頂の剣ヶ峰まで片道約1時間30分。

登山初心者の頃、運動不足で痩せ型体型の僕でも怪我なく登りきることができました。

この記事では、そんな乗鞍岳を登った体験談や感想を書いていきます。

当記事はこんな人にオススメ!!
  • 乗鞍岳に初めて登る予定がある。
  • 登った事のある人の身近な感想を知りたい。
抑えるべきポイント
  • シャトルバスは揺れが大きく、車酔いや体調管理に気をつけよう。
  • 山頂手前で見える火口湖、権現池の景色に感動、絶対撮影するべき。
  • 有名な山のため、他の登山者も多く安心感がある。
  • 高山病に注意。

乗鞍岳ってどんな山

僕の経験を伝える前に乗鞍岳について、どんな山なのか簡単に話していきたいと思います。

  • 北アルプスの南端に位置している
  • マイカー規制あり

北アルプスの南端に位置している

長野県の他に新潟県、富山県、岐阜県の全4県と重なっている北アルプス南端の位置に乗鞍岳はあります。北アルプスは日本百名山に選定されている山も多く、有名な山では槍ヶ岳、焼岳等があります。

乗鞍岳も勿論、日本百名山の山となっています。

マイカー規制あり

引用:オーダン

乗鞍岳は自然環境の保護と保全の為、2003年よりマイカー規制がかけられています。

その為車はシャトルバス乗り場のあるほおのき平バスターミナルに停め、登山口の畳平バスターミナルまでシャトルバスで移動することになります。

シャトルバスは車酔いに注意

登山口にある畳平の標識

上記にあるように乗鞍岳はマイカー規制があり、車は乗鞍観光センターに止めて登山口の畳平まではシャトルバスで行くことになります。

乗車時間は約50分、カーブの多い山道を走ります

対向バスが来たら停車する為、一時停車や急発進も多く、登山客が多い時は補助席も使用するので

車酔いが酷い人は気をつけた方がいいです。特に畳平から観光センターへ戻る下りバスは注意です。しかし、バスからの風景は素晴らしく紅葉時期は最高です。

権現池を見る景色は絶大

登山道から撮影した権現池

畳平より山頂の剣ヶ峰を目指していると進行方向右側、岐阜県側に火口湖である権現池が見えてきます。権現池の周辺には真夏でも雪が残っており、天気が良い時には雲海が一面に広がります。

権現池は火口湖であると同時に日本で2番目に高い池になっています。

他の登山者も多くいるので安心感がある

遠い位置からの写真でも人が多くいるのが分かる

乗鞍岳は日本百名山で知名度も高く有名な山の為、土日は登山客がとても多いです。

特に紅葉シーズンは山頂まで列ができるくらいです。これは有名な山の弱点ではありますが、登山の場合は怪我や遭難の危険が常に隣り合わせです。1人で山に来て万が一何かあった時すぐ側に人がいるのはとても心強く安心感が違うのです。

高山病に注意

雲と変わらない高さ

登山初心者でも登りやすい乗鞍岳ですが、標高は3026m。

3000m級の山は高山病のリスクも視野に入れなくてはいけなくなる標高です。

乗鞍岳を3回登り、高山病にかかりバスターミナルで寝込んでいた登山者を直に見ました。

登山初心者にも心からオススメできる素敵な山ですが、高山病には充分気をつけて下さい。

まとめ

標高3000m級の山だけあり、素晴らしい景色が広がる乗鞍岳。

記事タイトルにもなっているように乗鞍岳は僕にとって登山の楽しさを教えてくれた特別な山となっています。初心者でも十分山頂まで行けますので、ぜひ実際に登って3000mの絶景と迫力を眺めてみて下さい。