こんにちは、けい(@like_nagano)です。
日々山を登り周りの人達に「登山やってる」と話すと必ず聞かれる質問があります。
それは「登山って山頂で景色見てご飯食べたりコーヒー飲むまでは楽しいけど、下山のこと考えると嫌にならない?」という質問。
僕は今まで5人の友達や職場の人にこの質問をされました。結論から言えば「嫌だなんて思ったことなんか全くない!!!」です。
実際にそうなので正直この質問はなんて答えたら良いのか分からず、毎回返事を返すのに間が空きます。この記事ではそんな質問内容に対して、なぜ嫌と思わないのか自分なりに深掘りしてみようかと思います。
登りの時は気がつかなかった発見がある
登っている最中はどうしても道順や足場に意識が向くので視野が狭くなってしまう感覚があります。勿論下りの時も安全は意識しなければいけません。むしろ登山は登りよりも下りの方が事故や怪我が多いです。けれども一度通った道ですので気持ちに余裕ができるのも事実です。そんな時に登ってる最中は気がつかなかった発見があるのです。
例えば、隅っこに咲いている花、何気ないけれども綺麗な色の苔等でしょうか。
登ってくる人達を応援できる
山頂から下山しているとまさに今現在山頂を目指している登山者とすれ違います。
不思議と登山者って僕も含めて皆「こんにちは」と気さくに挨拶してくれるんですよね。この時に自分が下山中なら「もう直ぐで山頂ですよ」「頑張ってください」とかるく応援の言葉を言うのが何だか凄く心地良いのです。ただの自己満足かもしれませんが、この一言があるだけで相手も決して嫌な気持ちにはならないし、心地よく下山できるのです。
日頃使わない筋肉のトレーニングになる
下山時に使っている筋肉は勿論足ですが、足の筋肉には太ももを上下させたり膝の曲げ動作をサポートする筋肉があります。これらは普通の徒歩ではあまり使わない筋肉なので鍛える機会が少なく、山では主に傾斜で転がり落ちない為にブレーキをかける役割を担っており、調べたら使う場面は他では階段くらいのようです。このようにトレーニング感覚になっているのも下山が苦ではない要因だと思っています。
まとめ
おそらく登山をしている人なら、1度は聞かれたことがあると思います。共感して頂けたでしょうか?
逆に登山初心者の人がもしご縁があり、この記事を読んだなら下山でも魅力がある事を感じてもらえたら嬉しいです。下りに事故は起きやすいのも事実ですので安全だけは注意して楽しんで下さい。