長野県の百名山、信州百名山について語る!!

長野

こんにちは、けいです。

登山家なら百名山と聞くと真っ先に日本百名山が頭に浮かぶと思います、僕も以前はそうでした。

長野県は総面積13,561,56㎢で、なんとその広さは全都道府県で4位の広大さを誇り、全体の約8割が山岳に覆われています。実はそんな長野県の山に絞った百名山が存在します。

その名も「信州百名山」。なんと100山の内、30山が日本百名山にも選ばれています

信州とは

長野県の飛鳥時代から明治初期までの名称。

当時の日本の地方行政区分である令制国、信濃国にちなまれ信州と今でも呼ばれており

「信州ガイド」「信州そば」等、日常でも信州という単語は頻繁に聞くことがあります。

この記事では、そんな信州百名山について語っていきます。

信州百名山とは

そもそも信州百名山とは何なのか、簡単に説明すると深田久弥さんのファン組織「深田クラブ」の会員だった清水栄一さんの随筆「我が遍歴の信州百名山」で選ばれた長野県の100山を指します。

深田久弥

文筆家かつ登山家、「日本百名山」の筆者。

清水栄一

長野市生まれの当時の柏与印刷(カシヨ株式会社)会長。

「我が遍歴の信州百名山」の筆者。

選定基準

提供:オーダン

信州百名山を選ぶ選定基準として以下の条件があります。

  • 標高が1000m以上あること
  • 山頂が厳密に長野県内、または県境であること
  • 登高欲の対象となる山であること
  • 一つの山脈、または山域の最高峰または代表的な山であること
  • 全て筆者の清水栄一さんが実際に登った山であること

信州百名山に対する個人の経験と感想

ここまでは信州百名山について説明してきましたが、それだけでは個人ブログとしてのオリジナリティがないのでここからは僕個人としての信州百名山を語ってみたいと思います。

僕は現在(2023年)、信州百名山は16山を登った事があります。まだ5分の1にも満たない数です。

少ないながらも信州百名山に対する率直な気持ちは「感動」と「難易度の差」です。

先ず「感動」はそのままです。登った山はどれもそれぞれ独自の特徴があり全てが新しい発見でした。

例えば

  • 蓼科山=山頂がとても広く、迷子になりそうなくらい
  • 焼岳=山頂の火山口はすぐ目の前にあり、煙が上がっているので硫黄臭がきつい
  • 虫倉山=車で登山入口まで向かうのに道が狭い、且つ目印がないので行くまでに疲れてしまう。
  • 駒ヶ岳=マイカー規制、ロープウェイあり

次に「難易度の差」について。初心者でも簡単に登れる山から、少し危険も伴う山まで難易度の差が激しい印象です。

  • 美ヶ原=殆ど平地で牧場にもなっている。なぜ百名山なのか不思議なくらい。
  • 御嶽山=足元が悪く、クサリ場やハシゴもある登山中級者向け。

まとめ

信州百名山についての記事でした。冒頭でも書いたように百名山と聞くと先ずは日本百名山が頭に浮かぶかと思いますが、長野県にもまた別の百名山がある。こんな百名山もあるんだなと頭の隅で知っておいてくれたら嬉しく思います。もしかしたら他県にも似たように地元の百名山はあるかもしれませんね。